Suhr Custom Modern

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カスタムオーダー品、2016年に完成。

手間をかけて個人輸入をした一本なので、いずれこの顛末も記事にしようと思う。

スペックオタクの私が老いても飽きない一本、を目指した仕様。派手な材と近代的なシェイプながら、オーソドックスな色使いで飽きないよう配慮した。

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キルテッドメイプルトップ、ブラックリンババック。チャンバード加工して軽量化を狙った。

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トップはオプションのカスタマーズチョイスで指定したもの。いっそ選ぶなら、と奮発したワンピーストップ。

なんの変哲もない2トーンサンバーストにした結果、杢目の派手さがやや抑えられている。

 

ネックと指板はココボロ。アレンビックのようなド派手な木目を期待したが、柾目で目の詰まったダークな材が使われている。PRSのローズネックやハカランダネックを意識した選択だったが、結果として唯一無二のトーンを生み出してくれた。

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そしてリバースヘッド。すまない、ルックス重視なんだ。低音弦の「張り」は柔らかいように感じる。

ウッディーなヘッドにゴールドロゴはしっくりくる…と思っている。この構成ならレーザーロゴもよかったかもしれないが、ゴールドのデカールロゴがFenderっぽくて好きなもので。

ネックは820-870、ステンレスジャンボフレット。オイルフィニッシュのネックと相まって滑らかな手触り、運指を実現。わたしの腕前以外は理想的なネックである。

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ピックアップはフロントにThornbucker、リアにSSH。フロントはPAFを意識。リアはSSH+がポピュラーだが、デジアンでクリップした経験を教訓にややパワーを落とす選択をした。

ブリッジはリセス加工、モダンになりすぎぬようベントサドルを選択。

トレモルノーは自力で装着。

 

個人輸入顛末記と、肝心のサウンドは別のポストで。